KOKOS読書:選んだ孤独はよい孤独/山内マリコ
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どうも、KOKOSです。
山内マリコさんの著書「選んだ孤独はよい孤独」を読みましたので、レビューしたいと思います。山内さんは、「パリ行ったことないの 」以来のファンです。特に地方都市に住む若者の心や、各年代の女性の思いや揺れる心を描くのが本当に上手い作家さんだと思います^ ^
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この本は短編が19作品入っていますが、わたしは「おれが逃がしてやる」が一番印象に残りました。
その中の館林さんという男性のこのセリフ。
「社会人になると、毎日は忙しくなるけど、人生って意味では暇なんだ。仕事は人生の、便利な暇つぶし。マッチポンプみたいなもんだ。仕事しないと金は稼げない、金がないと生活できない。だから仕事さえしてれば生活できるし、間が持つ。でも、仕事してるだけだから、すぐに飽きてくる。そこそこいい年になると、かなり飽きてくる」
そこからのラストまでのくだり、最高です。
“仕事は人生の暇つぶし”そうだそうだ!となんだか腑に落ちました。
仕事って、人生の学びでもあるし、世の中との接点でもある。
仕事に気が重くなることもあるけれど、でも、仕事は人生の暇つぶし。
暇つぶしなら、楽しい暇つぶしがしたい。それがすなわち、人生を楽しく生きることにつながるんだ、と思いました。
館林さんの言葉にぐっときた…
秋は読書がはかどりますね!
うーん、ボリューミー
ではでは🍀