7月の読書記録(幡野広志、山内マリコ、新美南吉、吉本ばなな・奥平亜美衣)
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こんにちは、KOKOSです。
三連休いかがお過ごしでしょうか?
まだ暑いけれど、少しずつ秋の気配を感じ始めましたね。
だいぶ遅くなってしまいましたが、
今日は7月に読んだ本の記録をご紹介したいと思います。
KOKOS's7月の読書記録
1、ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。/幡野広志
7月に読んで一番良かった一冊。幡野広志さんはカメラマン。わたしは彼の写真、とてもいいなって思っています。彼は血液のガンを患っていて、病気との対峙や家族について、病気がきっかけで知り合った方のお話などを本にしています。彼の目で見て、身をもって感じたことを、読者にシェアしてくれている本なんだけど、親、家族、友人、仕事、お金、それを「選ぶ」こと。読み進めて行くと、彼自身やこの本に登場する人を通して、いつの間にか自分について考えている。そんな本です。
ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。 (一般書 225) [ 幡野 広志 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > カメラ・写真 > カメラ
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,620円
2、あたしたちよくやってる /山内マリコ
最近フェミニズムについてよく語られるようになったけれど、まだ「女」や「年齢」に縛られて苦しい思いでいる女性は多いと思うし、自分もそうだと思う。日本には女はこうあるべきという概念はまだまだ根強く残っている。「自分とは何か」を、この本に描かれている女性を通して、改めて自分に重ねて考えられるような短編とエッセイが詰まっています。
3、でんでんむしのかなしみ/新美南吉
以前テレビで上皇后の美智子さまがお好きな絵本だと知り、読んでみました。でんでん虫がある日、自分の背中の殻に悲しみが詰まっていることに気づく。とても素晴らしくちょっと涙してしまいました。絵本の「分かりやすい言葉を使い、少ない文章で伝える」ということがよりぐっと人のこころに通うのではないかと思いました。「里の春、山の春」も好きでした。新美南吉さんは「ごんぎつね」の作者の方なのですね。同じ愛知県出身というところもシンパシーを感じました。
4、自分を愛すると夢は叶う/吉本ばなな・奥平亜美衣
作家の吉本ばななさんと「引き寄せの法則」について本を出版している奥平亜美衣さんの対談本。吉本ばななさんが好きで小説やエッセイをよく読んでいるので、この本も今回読んでみました。引き寄せだとスピリチュアル寄りなのかな、と少し構えて読みましたが、さすがばななさん。生きるヒントがたくさん詰まっていて、ついついメモをとる内容でした。奥平さんもベジタリアンだけどモスバーガー大好きっていうほっこりするエピソードもあり親しみが持てました。
5、好きなことだけで生きていく。/堀江貴文
好きなことだけで生きていきたい!現代では多くの人がそう思うんじゃないでしょうか。 この本が刊行された2017年頃は、その思いを反映したように、本屋さんには同じような指南本が数多く並んでいました。この本もその一つですが、他の本よりは具体的なヒントが書いてあるといった印象です。そして第3章以降の、これからの時代について追求している部分が、筆者の独自目線で面白かったです。
以上、7月の読書記録でした。
ではでは☘