KOKOS's Blog

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8月の読書記録(益田ミリ、中野信子&ジェーン・スー、こだま、橘玲)

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こんにちは、KOKOSです。

 

今日は遅ればせながら8月に読んだ本の記録をご紹介したいと思います!

そしてスーパー台風が来ていますね・・・

3連休は東京にいく予定なのに、行ける気がしません。

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KOKOS's月読書記録

1、心がほどける小さな旅/益田ミリ

題名のとおり、心がほどけていくような肩の力が抜けていくような、そんな気持ちになる旅の本です。コツコツと好きなものを集めていくような世界観。旅先の景色や、美味しい食べ物、現地の人との交流。いまの世の中は、なんだって速くてインパクトのあるものを求めがちだけど、旅に来たからと張り切りすぎず、ホテルで昼寝したり、持参した本を読んだり。そんなミリさんのペースみたいなの、すごく好きだなぁと思いました。

心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

 

 

 

2、美しいものを見に行くツアーひとり参加益田ミリ

オーロラを見に北欧へ、ドイツにクリスマスマーケットを楽しみに、など世界の美しいものをオンナひとりのツアー参加で行ってみるとういう本。読みすすめていくと、変わりばえしない日常に、ふっと旅に行ったかのような気持ちになれる。ひとりでのツアー参加ってこんなかんじかと知ることができ、ミリさんの体験談が参考になります。ほかの参加者との距離感や、バスの席取りが小さなバトルとなることなど、なるほどという感じ。持っていった持ち物や、旅の出来事の4コマ漫画など、イラストレーターのミリさんならではで、かわいく楽しめる一冊です。

美しいものを見に行くツアーひとり参加

美しいものを見に行くツアーひとり参加

 

 

3、女に生まれてモヤってる!/中野信子 ジェーン・スー

「女」という枠を抜け出して「自分らしく」いるための知恵が詰まった本。脳科学者とコラムニストのおふたりの対談。女性は自信を持ちづらいというのには、納得。時代は変わりつつあるけれど、性差が埋まるのはもっと先になるんだろうな。スーさんの前書「私がオバさんになったよ」のほうが自分には響いたけれど、「オンナ人生」を考える上で、とても濃い内容の一冊でした。

女に生まれてモヤってる!

女に生まれてモヤってる!

 

 

4、ここは、おしまいの地/こだま

前書「夫のちんぽが入らない」の衝撃はすごかった。題名がすごい。絶対に本屋では買えない。本作は2冊目でエッセイ。こだまさんの作品はシュールで自虐的なんだけど、どの章もクスっと笑えて、たまに泣いてしまう。流れるように読みすすめられるのは、こだまさんの文章のうまさなんだろうなぁ。どの章もいいけれど、「私の守り神」がわたしは好きでした。この人の本が出たら、また読みたい。そう思える作家さんです。

ここは、おしまいの地

ここは、おしまいの地

 

 

5、47都道府県女ひとりで行ってみよう /益田ミリ

47都道府県に行ってみるというWEBの連載をまとめた一冊。ミリさんが33歳から37歳になるタイミングというのが、ちょうどいまの自分と当てはまり、思うところがありました。そして「その土地の名物を食べなくちゃ、という気負い」や「旅先の人とのふれあうのが、億劫」「女ひとり旅は淋しく見えがちで、面倒くさい」などなど、上記の二冊よりも、よりありのままのミリさんが見れたような旅行記で、読者としては楽しめました。さらに47都道府県で「人」が好きなランキングは大分県高知県、山形の女の人、というのも興味深く、つぎに訪れるときは気にしてみようと思いました。

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

 

 

6、幸福の資本論 /橘玲

「金融資本・人的資本・社会資本」という3つの資本から幸福に生きるための人生デザインを考える本。とても興味深くて食い入るように読んだ一冊。かなり具体的に書かれているので現状の自分と重ね合わせて読むことができる。自分はそれぞれの資本をどう持っていたいのか、生き方や仕事を考える上で参考になる本。

 

以上、8月の読書記録でした🍀

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